HPH2016 林業 x IT ハッカソン in Sapporo

受付終了
北海道札幌市で、林業とITで新しい未来をつくるイベントを開催します! 日時は9月3日(土)~4日(日)、場所は北海道札幌市となります。 プログラマーやIT関係者のみならず、もちろん林業従事者やデザイナー、企画をお持ちの方、一般市民、学生さんなど広い業種や年代で共有するアイデアを出しあい、林業の未来の姿を考える2日間です。

テーマ「低コスト・効率化林業を実現するにはどうしたらよいか?」 林業業界と最先端IT技術とではかなりのIT格差が進んでいます。そこで、昨年度はビーコン(BLE)・GPS・クラウドといったIT業界でのトレンドと組み合わせることで何かのアイデアが生まれないだろうか?といった取り組みをしました。 結果的にいくつもの素敵な発想やアプリが出来上がり、継続的に開発を進めている方もおります。 今年はITとの親和性の高い、林業業界の大きな課題の一つである「低コスト・効率化」をテーマとしました。

ハッカソンとは ハッカソンとはハックとマラソンを組み合わせた造語(wikipedia)。 参加者同士でワークショップ形式のアイデア出しの為のワークを取り入れたアイデアソンというものを行います。 事前の知識や経験などは無くても問題ありません、与えられたテーマや課題からアイデアを出します。 1日の後半から2日目にかけて行われるハッカソンはアプリケーションやサービスなどを開発するイベントです。
開催日 2016.9.3(土)~4(日)
場所 ICC 向かいの1Fスペース「情報産業スクエア」
対象
受講料
定員
本セミナーの受付は終了しました。

スピーカー

プログラム(2日間) ※プログラムは変動する可能性がございますので、予めご了承ください。

9/3(土)
08:45~09:00 林業バスツアーへ出発!!
09:00~10:30 道内の林業現場へ移動
10:30~12:00 現場到着、伐倒、
見学
12:00~13:30 ICCに移動 ※バス内で昼食
13:30~14:00 会場設営・休憩
14:00~15:00 [講演]インプットワーク
15:00~15:30 [講演]インプットワーク 喜多耕一さん
15:30~15:40 休憩
15:40~17:20 アイデアソン
17:20~17:40 チームビルディング
17:40~21:00 ハッカソン(会場は21:00頃まで使用可能)※チームごとに作業を行います。
9/4(日)
09:00~14:00 開場、ハッカソン
14:00~15:00 発表プレゼン準備
15:00~16:30 成果発表会
16:30~18:00 ビアバッシュ
18:00~19:00 片付け・解散
9/3(土)
08:45~09:00 林業バスツアーへ出発!!
09:00~10:30 道内の林業現場へ移動
10:30~12:00 現場到着、伐倒、
見学
12:00~13:30 ICCに移動 ※バス内で昼食
13:30~14:00 会場設営・休憩
14:00~15:00 [講演]インプットワーク
15:00~15:30 [講演]インプットワーク 喜多耕一さん
15:30~15:40 休憩
15:40~17:20 アイデアソン
17:20~17:40 チームビルディング
17:40~21:00 ハッカソン(会場は21:00頃まで使用可能)※チームごとに作業を行います。
9/4(日)
09:00~14:00 開場、ハッカソン
14:00~15:00 発表プレゼン準備
15:00~16:30 成果発表会
16:30~18:00 ビアバッシュ
18:00~19:00 片付け・解散

開催日2016.9.3(土)~4(日)
場所 ICC 向かいの1Fスペース「情報産業スクエア」
対象
受講料
定員
本セミナーの受付は終了しました。
REPORT セミナーレポート

 

9月3日(土)から4日(日)にかけて札幌市白石区にあるインタークロス・クリエイティブ・センター(ICC)にて約30名のIT関係者や林業関係者が集まる中、「HPH2016林業XITハッカソンin Sapporo」 を開催しました。参加者の中には岐阜の森林アカデミーから駆け付けた学生や、東京から参加した技術者などバラエティに富んでいました。ネオスからは開発本部の磯執行役員が審査員として参加しました。

初日はハッカソンのインプットワークとして定山渓の伐採現場へのバスツアーから始まり、北海道森林管理局 舘氏による伐採システムの講演や喜多氏によるオープンデータの講演がありました。
参加者の多くはIT関係者で伐採現場を見たことが無い人が殆どであったためか、普段見られない林業の現場を目のあたりにして興味津々の様子でした。
その後はアイデアソンとなり多くのアイデアが生まれ、それぞれのアイデアに対してチーム編成がおこなわれてハッカソンが始まりました。

チーム参加メンバーは早速開発のための話し合いとなり、初めての人同士のチームではまずアイデアの絞り込みなどが行われていました。
初日19時ぐらいには、各チームでテーマが決まり、開発に着手したり晩御飯に出かけたりと動きが出始め、21時に初日は終了しました。

二日目は朝9時に開場し参加者がちらほらと来場してきました。前日かなり遅くまで開発をしていたチームがあったり、大型機材を運び込むチームがあったり、半田ごてで基盤を作成するチームがあったりとバラエティに富んだ作業が繰り広げられました。 14時に開発は終了とし、それからはプレゼン準備として15時から各チームの発表が始まりました。

トップバッターはチーム「段取り八分」で、VRとチェーンソーを組み合わせた「バーチャルチェーンソー」を提案しました。
これは仮想現実空間でチェーンソーを扱えるようにしたもので、現場に行かなくてもチェーンソーの研修ができるなどを想定しているとのことでした。

この時点では既存のゲームをベースに開発されていたため、木が空から降ったりチェーンソーが木に当たると木が爆発するなど現実とはかけ離れていましたが、参加者の反応は良く、実際に体験した参加者も多く居ました。

続いてのチーム「林ガール」では「Forefit」と言うWebサイトが提案されました。これはハンドクラフターと森林所有者をマッチングするサイトで、山の価値を上げる取り組みです。山の情報をどこまで公開するか?と言う課題はありますが、実現出来れば利用者と山主双方にメリットがある提案でした。

3番手はチーム「NDS」で、昨年のHPH2015にも参加していたチームです。
NDSでは「林内音声ナビ★アプリ」と題して、林内での作業中に色々な情報を音声で教えてくれるアプリの開発を行いました。
これは北海道が公開しているオープンデータを読み込み、作業者がいる現地の情報を音声で教えてくれるアプリです。音声の読み上げには IBM Watson API を使用するなど最新技術も使用されていました。 林内で作業するとき、その林内の樹種の情報を教えてくれたり、境界の情報を教えてくれたりと作業の補助をする機能が提案されました。

4番手はチーム「T3’」で「林業ビックデータ」の提案でした。
これはビックデータを用いて林業の様々な問題を解決する構想です。発表では山ガールと林業男子の婚姻率が高いというデータから、山での婚活用のサイトを作成しデモを行いました。

5番手はチーム「林弁当」で、「ドローンを使ったお弁当の配達」を提案しました。
これは現地の作業員との会話で、夏は弁当が腐りやすく、冬は冷たくなる、といった課題がありそれを解決してみようと取り組んだそうです。
実際にドローンを持ち込み、お弁当配達サイトのボタンを押すとドローンが起動するところまでデモが行われました。

最後はチーム「でちゃダメよ」です。このチームは指定した林班境界から出るとアラートが鳴るシステムを提案しました。
現地視察で境界での作業が難しい事や、誤って違う区域を伐採してしまう事故があることから、このシステムを作ったそうです。

全ての発表が終わり3人の審査員による審査の後表彰式となりました。今回のハッカソンでは多様な提案がありましたが、一番現場のニーズを反映していると思われたチーム「でちゃダメよ」を最優秀賞とし、チーム「段取り八分」が優秀賞、チーム「NDS」が審査員特別賞(ネオス賞)をそれぞれ受賞しました。

表彰式後はビアハッシュを行い参加者同士の交流やハッカソンの感想を話しながら、無事にHPH2016林業xITハッカソンin Sapporo は閉幕しました。