Case

UIUX設計支援やデザインのアプローチから
要件定義を深掘りし、改善案や新規サービスの提案を図る

デザイン制作

サイト構築

大同生命保険株式会社

業種: 生命保険業
導入サービス: コミュニティサイト「どうだい？」の改善支援
課題: サービスの拡大に向けたユーザビリティなどの強化

「どうだい？」

国内の中小企業経営者をWeb上でつなげるコミュニティサイト。境遇の近い経営者同士の悩み相談をはじめ、経営に役立つさまざまな事例紹介や、WEBセミナーなどの活用や各種支援サービスの利用を展開します。

課題・目的

ユーザー利用率と定着率向上のためのデザイン刷新

大同生命様が運営するオンラインコミュニティサイト「どうだい？」において、サービス体験の向上を図るための改修プロジェクトにネオスは関わりました。主な担当は「要件検討・UXUI設計支援」とデザイン全般です。「どうだい？」はサービスのリリースから約１年が経過した頃、さらなる利用率の向上を目指していました。そこでネオスは現状のWEBサイトを検証するチームを編成し、デザインマネージャー、制作ディレクター、デザイナーなどが分析結果を出し合い、改善点の整理から始めました。

主な改善点

ホーム画面においてサービスの全容を網羅的に提示
初見のユーザーでも理解しやすく迷いにくい構成
優良な記事コンテンツへのナビゲーションを強化
ユーザー同士の接点の創出から、継続した関係に繋げるための仕組みづくり
検索画面構成の改善で利用ユーザーの検索アクションを促す

本プロジェクトの進行と背景

ユーザー行動を起点に、サイト課題を徹底分析

元々、ネオスは大同生命様の他の業務サービスや業務システムの改善に数多く関わる実績を有します。「どうだい？」に関してもサービス開始後、アジャイル的な開発サイクルの中で主にデザイン支援を行っていました。このような背景からネオスに、サービス改善に向けた提案の相談がありました。

ネオスでは過去の実績と今回伴走する中で蓄積した、利用ユーザーの行動や思考などを改めて深く洞察。要件定義の領域における課題をまとめ、その上でUX設計、UIデザインの領域での改善点を整理した提案書を作成しました。要件定義の段階からアウトプットまでを意識した点、そしてそれらを一気通貫でネオスが提供可能な点などが評価され、この提案が採用されることになります。

要件定義からUIUX設計支援、そしてデザインまで一気通貫で担当可能
利用ユーザーの行動や思考を深く洞察し、最適なユーザー体験を提案

洗い出した課題をデザインで解決する

課題の整理で見えた改善点から、ネオスでは提案をさらにブラッシュアップする方向で具現化していきました。「会員の利用率と定着率の向上」に向けて、要件検討を進めてデザインに反映させていく作業を、プロジェクトチーム内で徹底的な議論を重ねて進行しました。

POINT1

初めて訪れた人でも分かりやすい
ユーザビリティの実現

コンテンツの顔ともいえる「ホーム画面」では、ページ全体がサービスのサマリーになるようにデザインを構築していきました。特にユーザビリティの要となるヘッダーのナビゲーションは、データ解析を基にユーザーの利用方法に添った構成に改善。さらには、多くの記事へのアクセスを促すため、記事の掲載数を増やすなど、ページ滞在時間の増加を視野に入れた変更を施しました。

POINT2

会員同士の接点を増やす工夫

会員が自分のユーザー名やプロフィールがどのように表示されているかを分かりやすい仕様に変更。また、プロフィールのプレビューと投稿の入口を新たに設けることで、投稿時の不安解消に加え、投稿を気軽にできるように改善しました。他にも「仲間のディレクトリ」を新設し、ユーザーと接点を持った他のユーザーを一覧化。その後の交流に繋げやすくする施策を講じました。

POINT3

回遊しやすく滞在時間を上げる処置

各コンテンツ間を横断検索できるようにフォーマットを変更。横断的な検索結果画面を新設し、一つのキーワードをきっかけに複数のコンテンツと意図せず出会えるナビゲーションを加えました。また、検索機能の強化を目的にフィルター設定の自由度を上げ、キーワードを用いなくても検索実行を可能に。ファーストビューに検索条件と結果が表示されるようになり、検索実行後の適切なフィードバックとスムーズな結果の閲覧体験を得られるようにしました。

ネオスができること

要件定義段階からデザイン設計までワンストップ支援

UIUX設計やデザインを行う際、表層的な問題だけではなくボトルネックを洗い出して再設計していく作業はネオスが得意とする分野の一つです。大型プロジェクトで限定した領域を担当する場合でも、全体的な視点を含んだ対処を迅速に具現化します。大型プロジェクトで企画や分析チームなどから、新機能の開発や部分改善が次々に出される際も、ネオスはそれらの実装に向けた開発で、要件定義から検討しながら進行。UIUX設計やデザインにおいて統一性のある構成と表現が可能です。