Case

日鉄興和不動産様の運営する赤坂インターシティAIRビル
で働くワーカー向けに開発されたアプリと管理システム
の開発をサポート

デザイン制作

企画サポート

アプリ開発

システム開発

日鉄興和不動産株式会社

業種
不動産
導入サービス
モバイルアプリ、管理システム
課題
新たな顧客接点の構築、情報発信ツール

抱えていた課題

Issue

ビルの利活用を活性化させるアプリサービスを目指す

不動産デベロッパーである日鉄興和不動産株式会社様(以下:日鉄興和不動産様)において、旗艦ビルである赤坂インターシティAIRにお勤めの方や、ご来館される方、近隣の方などにビルの利用メリットをこれまで以上に享受してもらいたいという思いより、オフィスワーカー向けビルアプリ開発が行われました。
労働人口の減少や、リモートワークの浸透による、オフィススペースに対するニーズの変化により、単に場所を提供するのではなく、働き方やそれに付随する価値提供を行っていくという構想をもとに、オフィスビルの利用価値を高め、このアプリを通して個々のユーザーに寄り添ったサービス展開を強化していくことを目的とされていました。

課題解決のための提案・制作

Misson

施設利用を促進、活性化させるため
施設情報や案内を分かりやすく訴求する

日鉄興和不動産様が管理する大型オフィスビル「赤坂インターシティAIR」に勤務するビジネスマン向けに、ビル内の商業施設情報やクーポン、各エリアの混雑状況確認、施設内でのイベントチケット購入などの便利でお得なコンテンツを提供するアプリを開発しました。
コロナ禍におけるリモートワークの浸透などワークスタイルの多様化が進むなか、オフィスワークにおいてもより快適に安心して働くための付加価値を創出し、withコロナ時代における多様な働き方を支援いたします。また、赤坂インターシティAIRの入居者や一般の来館者も利用することが出来、施設利用の促進やビル全体の活性化を促します。ネオスでは、これまで業界問わず多種多様なアプリやコンテンツの製作を手掛けてきた技術や知見を活かし、本アプリおよび関連システムの開発に対応いたしました。

主な機能

混雑状況確認
ロビーやラウンジ、タクシー乗り場、ATMなどビル内の各エリアにおける混雑状況をリアルタイムで確認することが出来ます。時差出勤や施設の利用時など、密を避けたり効率よく用事を済ませたい時に便利な機能です。
気温・降雨情報
屋外のセンサーで取得した情報を基に、ビル周辺の気温・降雨状況をお知らせする機能です。
クーポン提供、イベント予約・決済
店舗での食事や買い物をお得に楽しめるクーポンの利用や、ビル内で開催されるイベントチケットを手軽に予約・決済することが出来ます。
防災情報・緊急情報
災害発生時や緊急の際における情報や、防災設備・AEDの設置場所および使い方、避難経路などを参照することが出来ます。

その他機能

マイページ
お気に入りに登録したイベントやクーポン情報などを表示します。
医療・保育所
ビル内のクリニックや保育所の情報を表示します。クリニックの予約情報をアプリ内にメモしたり、リマインダー機能により予約忘れの防止にも活用出来ます。
ショップ情報
ビル内の飲食店、コンビニ情報などを表示します。
ニュース・イベント情報
ビル内で開催されるイベント情報、ビルからのお知らせ情報を確認出来ます。
フロアマップ
ビル内の各フロア(B2F〜5F)のマップ情報を確認出来ます。
※利用できる機能やコンテンツは赤坂インターシティAIRに勤務するワーカーと来館者で異なります。

導入成果

Results

問い合わせやイベント参加など各テナント様との
”接点“の増加

定期的に開催されている館内イベントにおいて、従来は各テナント様に往訪してイベントの告知などを行っていたが、アプリでの情報配信やワークショップの予約を実施し、多くのワーカー参加を募ることに成功。
今までの不動産デベロッパーはイベント会場やテナント往訪の際でしか、ワーカーの方々と接点を持つことができませんでした。しかし、アプリがワーカーと日鉄興和不動産様の間に新しいデジタル接点を構築し、アプリがスマホにさえ入っていれば、永続的な接点になるため、永続的なデジタル接点は不動産デベロッパーが今までに行ってきたワーカーとのコミュニケーションのやり方を発展させる要因となります。

日鉄講和不動産様
インタビュー記事はこちら

アプリ企画の立案

「ワーカーは何を求めているのか?」など1からアプリ企画を行い、スクラッチ開発を実施

日鉄興和不動産様側のご担当チームは、今回初めてのアプリ開発に携わるとの状況の中で、アプリ企画から開発を行いました。
「なぜアプリが必要なのか」「どんな課題を改善したいのか」「ターゲットは誰なのか」「どんな機能が求められ、ワーカーに友好的なのか」などヒアリングと検討を行いながらアプリ企画をまとめていき「担当チーム様の理解と納得」をしっかりと認識しながら要件定義、仕様設計へと進行しました。

要件定義、仕様設計、アプリ開発

企画、要件定義、仕様設計は日本で、アプリ開発はベトナムオフショアで実施

企画コンセプト及びアプリ概要をしっかりとまとめ、それに基づいた要件定義と仕様設計をお客様と検討を重ねながら日本で実施しました。
本開発案件は、ネオスの特徴の一つである「ベトナムオフショア開発」を採用した案件でもあります。
アプリは、PUSH通知や情報コンテンツだけでなく、ビル周辺の降雨状況や館内の各エリアの混雑状況などIoT機器との連携で情報をリアルタイムに配信するコンテンツなど、他サービスとの連携も多く取り入れられたアプリ開発となりました。
また、館内で利用できるクーポンシステムやイベント参加、受付システムなど社会状況と日鉄興和不動産様のご要望をうまく組み合わせながら柔軟にスクラッチ開発を行いました。

クライアントインタビュー

Client Interview

アプリ機能から共に考え、緻密な議論を
重ねながらアプリ開発できるパートナー

賃貸事業本部
賃貸営業第二部
第四グループ

梶谷 達也 様(右)
渡邊 覚斗 様(左)

担当メンバー

Member

Ryushiro Kawata

企画プランナー

Ryushiro Kawata

日鉄興和不動産「赤坂インターシティーAIRワーカー向けアプリ」において企画プランナー及びプロデューサーとして従事しました。
初めてアプリ開発に携わるというクライアント状況もあり、「何から考えていけば良いか」「アイデアを洗練させる方法」など1つ1つ丁寧に検討し、積み重ねながらアプリ企画を立て、アプリ開発を進行していきました。

貴社が抱える課題、
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